タウンミーティング「私らしさと自由と憲法」開催しました!
2017年7月15日(土)午後1時半から、館林市城沼公民館において開催されたこの企画、館林祭りの初日にも関わらず、35人もご参加をいただき、 アドバイザーに 斎藤 匠弁護士をお迎えして、憲法の基本と私達のくらしとの関係について、話したり学んだりすることができました。
(1)憲法の基本、立憲主義と3大原則を学ぼう! 憲法は、権力を持つ人々が守るもの、国民が守る必要はありません! 3大原則とは、 「国民主権」→私が暮らしを、政治を決めるのです。当然ながら、国や政府や天皇ではありません。 「基本的人権の尊重」→それぞれが違っていい。その違いが尊重される、ということです♪ 「平和主義」→国による戦争は、2度とさせません。
(2)トピックに添って話そう!
子育てと教育、年金、医療介護、環境、仕事、自由とプライバシー →それぞれについて国民の権利を保障している憲法の条項がありました! 日本国憲法に準した暮らしは、私達にとって、とても暮らしやすい社会なのではなかと思いました。 それにしても、それぞれの項目だけでも、多くの問題点が明らかにされて、こういった政治の仕組みを変えていくことの必要性を改めて感じました。
(3)日本の法律と私達のくらしを学ぼう!
教育基本法、秘密保護法、集団的自衛権、共謀罪、緊急事態条項 →法律は私達国民が守らなければいけないものですが、その法律の作られた過程や内容には、多くの疑問点や問題点が指摘されました。 特に驚いたのは、それぞれの法律に、「日本弁護士連合会」が反対声明やコメントを発表しており、憲法との関わりでの問題点を指摘していることでした。 なぜ、こんな問題の多い法律を、政府国会は、十分な審議も国民的議論もなく作ってしまったのか、本当に国民主権を考えているのか、疑問が残りました。
(4)憲法を私達のものとするには? 今日の勉強会で、私個人と憲法と法律が、きっても切れない関係になることが改めてわかりました。憲法前文はたいへん感動的で、世界平和さえも視野に入れた素晴らしいものだと思います。憲法の素晴らしい理念がこの社会に浸透するために、この憲法をもっともっと学んで知っていく活動を続けようと考えています。
(5)憲法前文紹介(裏面をご参照ください)
お忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございました!